元カノと復縁するためには「運命」を利用する
2017/06/08
女性は「運命」に弱い?
どこかで定説のように聞いたことがあるかもしれない、「女性は『運命』に弱い」という言葉。
さて、これは真実なのでしょうか。
もし真実であるのなら、元彼女と復縁するために、「運命」を利用することができるのではないでしょうか。
まず結論から言えば、「女性は『運命』に弱い」という言葉は、あくまで「傾向」の問題であり、全員が全員「運命に弱い」わけではありません。
もっと言えば、「運命」という言葉に弱いのは女性も男性もありません。男性で「運命」に弱い人もいれば、女性でまったく信じない人もいるわけです。一概にくくることはできません。
そう結論付けると話が終わってしまうのですが、恋愛や復縁においては、「運命」は十分活用価値があります。
効果的な「運命」活用法
例えばあなたが元彼女に「僕と君との間には不思議な運命を感じるよね」といきなり言ってみても、これは完全に逆効果です。
例えばその相手が元カノでなく付き合っている状態での彼女でも、もしくはこれから付き合う可能性がある女性だったとしても同じことです。
「そう?」と苦笑いされて終わりです。
「運命」とは、こちら側から決めつけて相手に提示するものではなく、あくまで自然に感じてもらうものでなければならないのです。
あなたにも誰からも「運命」だなんて一言も言われないけれども、元彼女が自分で「これは運命なのかもしれない」と思うシチュエーションを作り出すことが重要なのです。
そんなこと言われても難しい、と思うと思います。その通り、これはなかなか難しい宿題です。
しかし、成功すれば大きな効果があります。
普段運命なんてまったく信じないような人にだって効果はあります。
では、元カノはどんな体験をすれば、自ら「運命」を意識してくれるのでしょうか。
ただの「偶然」か「運命」か
たとえば学生時代、気になっている相手がいたとして、その人と学校以外のまったく別の場所、しかも住んでいる場所とは遠く離れて到底普通では出会うはずがないような場所でばったり出会う、なんてシチュエーションは運命を感じやすいと思います。
ただこの場合に感じる「運命」も、あくまで「気になっている相手」という前提があり、これが何も気にしていない相手だったとしたら、「運命」ではなく、「偶然」でしかなくなります。ですが、この偶然が積み重なると「運命」に変わってくる可能性は十分あります。
つまり、きわめて低い可能性の上に成り立つ偶然と、その積み重ねこそが「運命」を感じさせる重要なポイントです。
しかも難しいのは、「運命」は決して意図的であってはならないのです。少しでも意図的なものを感じ取られてしまった場合、これは逆に一歩間違うとストーカー的要素をかぎ取られてしまい、運命どころの話ではなくなります。
ですので、例えば元カノのSNS等をこっそり見て、相手の行動パターンを把握した上で偶然を装い出会う、なんて行動は絶対NGです。
その理由はちょっと考えてみればわかります。
自分が別れを告げた元カレと、自分がよく通っている場所で突然出会ったとして、これを素直に偶然と受け取れるでしょうか。
私ならとりあえず、自分を待っていたのではないのかと訝ります。それが当然の反応ではないでしょうか。
むしろ女性としては、別れた元カレに付きまとわれるなんてパターンが何よりも怖いわけで、その可能性を元カノに感じさせてしまう行動は絶対にしてはいけません。
しかし一つだけ、「偶然」を装って出会ったとしても、「本当に偶然なのだ」と思ってもらえる方法があるのです。
冷却期間を置けばわざとらしさが消える
それは、別れたあと、かなりの時間をおいてから実行するという方法です。冷却期間を設定するわけです。
待てるなら三年後、そこまで待てないなら一年後でどうでしょうか。
一年後に偶然、街で出会う。
十分可能性としてはあり得ると思いませんか?
しかも一年、冷却期間として距離をとっていたので、わざとらしさが感じられないのです。これは、「運命」の再開になりえるシチュエーションです。
そして、このたった一回の再開に、すべての力を注ぎ込む必要があります。失敗すれば次はありません。
仮にこの一回の再開でいい感じになったとします。その場合、次があります。
次の出会いは、多少わざとらしさがあったとしても受け入れてくれる可能性があります。
場合によっては「またここに来たら会えるかなと思って」という一言くらい添えてもいいかもしれません。
もちろん、藪蛇にならないように相手の反応を見ながらです。
そして元彼女に、次のような感想を持ってもらうのです。
「別れた何年後かに偶然再会。別れたときより元カレはずいぶん大人になっており、別れた原因にもなった性格的な部分も、別人のように変わっていた。
一緒にいて楽しくて、もう一回会いたいと思っていたら、またも偶然私の行きつけの書店で出会った。
もしかしたら、元彼も私に会えるかもしれないと思って書店で時間をつぶしていたのかもしれない。
少し運命的なものを感じる。よりを戻すのもありかもしれない」
ここで決して焦ってはいけません。
ここまで来てからの復縁の失敗率は非常に高いのです。そしてそのほとんどが、焦りと正しい復縁方法を取れなかったがための失敗です。
確実に成功するために、確率の高い方法をしっかり選ばなければなりません。